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Archive: 2007年06月  1/6

もう一言

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米国下院の対日従軍慰安婦謝罪問題に関して。こういう問題こそ、政治責任が問われるものである。安倍政権の力量の示し所。是非、怯まずにやってほしい。衆議院議長が宮沢さんの訃報に引っかけて(非常に無礼千万であるが…)、所属する党の総裁批判をしている。これも秩序として許せまい。タカ派だとか、右よりだとか言われながら就任以来そんな姿は拝見できていない。どっち派よりでもいい。日本にとって屈辱にならぬ姿勢を貫いて...

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間尺

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動物界では、巣立ちの時期が来ると、それまでの命懸けの子育てがまるで嘘だったかのように、親は冷たく子を突き放す。また、高等動物ほど子どもをたくさん産まない。連鎖上の上位に位置し、知能も高く多産である必要がないからだ。さて、人間はどうか。日本は今、人類史上でも稀なほど急激に少子高齢化していることは周知の事実である。豊かである証なのだ。アメリカでは、ほんの数十年前まで社会的弱者だった黒人が、今では少子化...

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さらば、イチロー

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29日でイチローの背番号を一つ上回ってしまった。薬などほとんどない昔は、人生五十年生きれば御の字だと言われていた。事実、四十代で早々に隠居など珍しい話ではなかった。今、司馬さんの風塵抄を読み返しているのだが、その中に『四十の関所』が収録されている。司馬さんも四十代はしんどかったようだ。昔は男の本厄は、よくぞここまでと祝ったそうな。今じゃ、これからも生きながらえるようにと、色々縁起を担ぐ。たばこをや...

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受験テクニックとしてではなく…

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私のような在野の教育者の切れっ端でも、子ども達の国語力低下には憂いを持っている。読み、書く力の差は、天井とボーダーでは差が広がっている気がするのである。このボーダーがどんどん下がることが危うい。そもそも教育なり勉学なりというものはすべて文字から取り込んでゆくものである。“書物”を読み、紙に書き留め、頭に整理する。話し言葉、書き言葉ともに鍛えられたものだ。夜になれば、文字など読めない。そんな不便な世の...

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貧相な書架

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例えば、世の中の人を大別するとき、本好きか否かというグループに分けたとする。乱反射的に言えば、私は本好きに属する。しかし、少しピントを合わせれば、非常に限られた分野において本好きであると分類できそうである。まぁ、つまりは歴史小説にその根っこがあるわけだ。最近では、最早他の分野のものには手を出そうとしない節が感じられる。そうは言うものの、これでも元気な頃の筒井康隆などは好きだった。あのおっちゃんの視...

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母の舌

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今日の国語で、いい文章があった。曰く、子どもに言葉を教えるのはお母さんである。お母さんがいっぱい子どもに話しかけて、子どもは言葉を覚える。話し方を体得する…と。母国語。英語で『mother tongue』という。直訳すれば、『母の舌』ではないか。本質は変わっていない。方法論が変わったのである。小さい頃からあちこち連れ回し、よかれと思って詰めた幼児教育。極論すれば、それを削ってでも、お母さんと過ごす時間の方がよほ...

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