2009/09/07 (Mon) 00:52

クマ

私は先生という呼称が嫌いである。 私のような人間が先生と呼ばれ続けるとろくな事にならない。 尊大になって、頭を下げることと謙虚さを忘れ、勘違いするに決まっているのだ。 何より、こそばゆい。
だから皆にクマと呼んでもらっている。
馴れない塾生が親御さんの前で“クマ”と呼び、それを聞いた親御さんが“これ、先生をクマだなんて!”…な~んていうことはもうなくなった。

私は物を教える側に居る。教えられる側からすればそれだけで圧迫感があるはずだ。
その上、先生と呼ばせる必要はないし、緊張して言いたいことも言えずに帰ってしまったなんていう事は避けたい。そんな意味を込め、クマなのだ。

夏合宿の目標があった。
ある中学生に、ごく自然にクマと呼んでもらうことだ。
まだ未消化だ。
時間が掛かりそうだ。

中学生からクマ塾に来た子はなかなか“クマ”と呼べないようだ。
この違いは何に由来しているのだろうか。
小さい子の方が大胆なのだろう。先を考えない分、思い切った事ができるのかもしれない。

自分で言うのもおかしいが…先輩でも、先生でもなく、“クマ”みたいなちょっと相談できるおっさんが居るというのは良いことだと思うのだが如何だろうか。

ために、私はクマと呼ばれているのである。

子ども達は時に呼び間違える。
“先生!あ、ちゅうわ、クマ!”
“んじゃ、おいらは何よ?!”
“クマは…クマやねん!” これ以上でもこれ以下でもないそうだ。何の打ち合わせもしないのに、毎年全く同じ言い回しで言うのだ。“クマは…クマやねん”と。

ところで占い本によれば、九紫火星を本命星に持つ人は、実は権力に憧れが強い…と、ある。
それを隠すあまり、権力嫌いという外套を着込むのだろうか…。

一言、“クマ”と呼んでしまえば、後は楽になるんだが…。
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