2009/10/21 (Wed) 03:51

我が身

歳を取るとどうもいけない。
まずあからさまに体が動かなくなる。動かす気も失せる。反射神経も鈍る、ようだ(本人はまだ未練がある)。さらに感覚器官も性能が落ちるのである。いやはや実に切ない。

こんな切ない気持ちがもっと早くにわかれば、この社会ももっと温かいものになる。が、この“老い”というものも経験せねば思い遣ることができない。ここが人間のミソである。

歳を取って、良くなったことと言えば…我が身を少しだけ第三者的に見られるようになったことか。ただ、断言は避ける。卑怯である(笑)が、正直でもある。

故に、その分、他人様との距離に“あそび”が出来、以前よりは寛容になったはずである…と、密かに思っている。

他人に対して寛容になれるということは、人を信用できるということだと気づいた。信用は相手がさせてくれているようで、その実は自分の側に入れ物がある。

思いは通ずるという。疑えばその通りになってしまう。
ならば、信じた方が身のためである。

そんな間合いが少しわかってきたかもしれない。
もう全力で駆け抜けることができないが、これくらいのご褒美があってしかるべきである。
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