2011/02/03 (Thu) 03:16

三つ子の魂

大昔に教えた子の話である。
清風南海を受験したが落ちた。
二次試験にも失敗し、結局公立に進んだのである。
力のない子ではなかった。が、ここ一番全力を出し切れない心の弱さがあった。

その子が中3になった時、もう別の塾に居た私を探し出して親御さんが来てくれた。
曰く、清風南海高校を受けて欲しいが受けないと言っているらしい。
私も話を聞いたが本人の意思は固かった。
つまりはトラウマである。
結果、地元のトップ校に進学。
その三年後、関学大に入学した旨の便りを受け取った。

その数年後、本人がひょっこり姿を現した。
関学をやめ、医科大に入学したという。
厳しいお父さんが毎日、そんなの大学じゃないといい続けたという。
それは少々厳しすぎるとは思うが、何せ医学部に行けと言われ奮起したという。
順調なら医者になっているはずである。

12歳の頃の特性は18になっても、いや大人になっても変わらない。
変えることができるとすれば12の時がまだしもである。

勉強や受験はそのための鍛錬の場として最適である。

だからこそ、いい距離での突き放しが要る。
決して抱え込んではいけない。
満点以上のサービスを受け続けた子は放置された大学でどうなったか。
誰も大きな声で語ろうとしない。
Trackback(-) comment*0 | 入試のこと
comment
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
profil
archive