2011/03/28 (Mon) 09:00

木の花

去年の春もとても寒かった。
忘却が記憶を捻じ曲げているかもしれないが…ダウンを脱いだらすぐに半袖を着ていたような気がしている。そして、確か桜に雪が積もっていたのではなかったか。
今年の春寒もなかなかのものである。

私の春の記憶は木の花である。
木枯らしが吹き荒れ、空気が刺すように痛い冬に木はその硬い皮膚の中で虎視眈々と開花の準備をしている。“死に体”を擬態していたかのように。
ある一定の気温になると一気に咲き乱れる。
足並みが揃っている。
何の前振りもなくパッと咲いてさっと散るこの潔さ。

中でも桜の様子はだから天下一である。

今年もこぶしの花が何か不憫だった。
春とはこれほどに寒い季節だったか。
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おっくん #-
No title
ウメ・モモ・サクラ…
関西ではこの順に咲きますが、ウメは少し北上が遅く、サクラは俊足。
結果、サクラ、モモが追いつき、三つが同時に咲くのが福島付近であると…
そこから北では『春に咲く白っぽい木の花』をウメ・モモ・サクラもひっくるめて『コブシ』と呼び、
農作業準備を開始する目印にしていたと聞きました。
今年のコブシは…心痛みます。
2011/03/29(火) 15:22:31 | URL | edit
kuma #-
へぇ~、そうなんですか!
田打ちこぶしっていう言葉をどっかで見たことがあります。
梅は確かに北上が遅いんですね。北海道では5月?
人は花を見て、いろんな事を考えたり、標にしたりしたのでしょうね。

政局が煮詰まりけかけた頃に起こった今回の地震。
穿った見方でしょうが、どうも首相がやけに張り切りすぎのように見えます。

不眠不休のスポークスマン。確かにご苦労さまなのですが、それとあれとは別物。
国の危機。内閣が活躍するのは至極当然ですね。

私は、経験者として今回の地震に触れ、物申したい部分もありますが、沈黙を決め込みました。
阪神の時と時代が違います。人のことに喧しすぎるように思えてなりません。

穏やかに生きたい。

2011/03/30(水) 01:34:26 | URL | edit
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