2011/07/25 (Mon) 02:21

コピルアク

コピルアクというコーヒーの種類がある。希少種で高価である。独特の香りを持つ、知る人ぞ知る通のコーヒー。が、実はこのコーヒーには哀しい由来がある。

インドネシアのコーヒー園で働く貧しい農民はなんとかしてコーヒーを飲みたがったが、お金がない。そこでジャコウネコの糞の中に未消化のコーヒーの豆が含まれることを知り、それを丹念に洗い、飲んだ。たぶん、どこやらの通がそれを横取りして徐々に広がっていったのだろう。賛否両論。辛口の評では“うんちコーヒー”などと切り捨てる人もいるようだ。

この話が“最高の人生”に出てくる。モーガンフリーマンがジャックニコルソンを死の床でやっつけるのである。
大金持ちのあんたが好きなコーヒーは実はそんなコーヒーなんだぞ!と。このシーンにはぐっとこみ上げてくるものがある。初めて見て以来、コーヒー好きの私はコピルアクという名前をしっかり覚えてしまった。

でも、やはり美味しいコーヒーは茶道のお点前よろしく、一連の所作も美しく、それを眺めている間に漂う芳醇な香りを楽しみたい。今まで、そういう“マスター”は一人しか知らない。
おそらくもうご存命ではなかろうと思う。
Trackback(-) comment*2 | ちょっとした話
comment
石橋 #-
おいしいコーヒー
 「おいしいコーヒーを飲みたくなったら、ここ!」と私が決めている店が梅田にあります。是非どうぞ。
2011/07/25(月) 09:07:30 | URL | edit
kuma #-
それは、
どこですか?因みに私はアメリカンが好きでしたね。若い頃は京都のイノダのガツン!と濃厚な味も好きでした。そして、絶品珈琲は、阪神尼崎駅前にあったまろき舟。ここはもう別世界でした。へんこでがんこなマスターのカリスマ性が味をさらに上質にしましたね。
店ではないですが、昔、仕事で行った白馬のホテルの珈琲もかなり美味かったです。これは多分にアルプスの水ではないかと思います。それにしても55年以上も生きててこれです。美味いコーヒーのなんと少ないことよ。プロよ、しっかりせい!と思います。
2011/07/25(月) 13:29:51 | URL | edit
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
profil
archive