2011/11/16 (Wed) 03:15

アウエー

22年ぶりとかいう平壌での北朝鮮と日本の試合。
私はサッカーでよく“アウエー、アウエー”と騒ぐ気持ちがいまひとつ理解できなかったが、これがそうなんだとはっきりわかった。スタジアム中が敵なのである。あの中で実に凛々しく綺麗なサッカーをしたものだと感心した。そして、あまりにひどいアタックに興奮してあわや乱闘という場面もあってひやひやしたものだ。私のような小心者には考えられない勇気だ。

ただ、いくら社会主義国だといっても己の国からは資本主義社会に選手を出し、それなりに大きな恩恵もうけているはずなのに、ここまで国際試合、特に公式戦であからさまにアウエー態勢をむき出しにするというのは選手にも観客にも実は失礼なのであって、ここのところを北朝鮮という国は間違っている。イーブンでも十分いい試合ができたはずである。敗退が決まっているから“もう明日はない”北朝鮮にイエローは怖くない。一方日本はまだ先があるから無茶はできない(ま、できてもしないだろうが…)。そこにもってきて入国段階からの嫌がらせ。
しかし、残念ながら(?)この逆は我々の国民性ではできない。

こんな弱さが結局外交にも影響していて、今に繋がっているように思うである。尖閣しかり、竹島しかり…。そしてTPPしかり。外国と付き合うにはやはり多少の駆け引きや狡さが必要である。相手は“言うこと聞かなかったら原爆使うぞ!”と暗に脅しているのに、日本は“じゃこっちは話し合いで解決してやるぞ!”と息巻いているのである。これはこれで滑稽きわまりない。

たかがサッカーなれど、日本人のサッカーが上手くなったと感心しつつ、この先結局足らないのは“強かさ”かなと思う次第である。
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