2012/01/30 (Mon) 02:04

わったん

閉鎖を告げて一週が過ぎた。別段どうということもなかったが、私の耳に入ってこないだけかもしれない。
塾生に公表したので、卒業生やお世話になった方などにも知らせ始めている。皆、一様に残念がって戴き、そして私の心配までしてくださる。実にありがたい、勿体無いことである。

私はこんな日が来ることを2年ほど前から既に覚悟していた。同時に何かのきっかけで好転しないかという期待もあった。それが1年前にはもうかなり現実的になってきていた。そんな深層の心理がやはりどこかでこのブログに影響していたらしい。
卒業生と電話で話した時、ずばりとそれを言い当てられた。
文章に出ていましたよ…と。

その子は本当にクマ塾を愛してくれた卒業生である。いや、気持ちは今でもクマ塾っ子と言わせて貰っていいと思う。私や塾を案ずるばかりでなく、来れば必ず後輩に声を掛けてくれる。場合によっては教えてもくれる。
卒業してしまったらそれでおしまいというケースが多い中、私は実に果報者である。
その子が言うのである。

「なんとなくそうかな…というのがブログを読んでわかった」というのである。先に繋がる話がめっぽう減ったらしい。(これは痛いところである。書けなくなっていったのである。)

こういう卒業生を一人出しただけで塾を開いた価値があったと言えるかも知れない。私は自身を「受験屋」だと思っていない。臆面もなく「教育者」だと自負している。
ただし、経営と教育の方針は時として真っ向から対立してしまうことがある。
クマ塾閉鎖の要因はまさにここにある。

件の卒業生君は医学の道を歩み始めている。
私は、密やかに、そして多くのことを彼に期待している。
彼はそれに十分足りるだけの幅を持っている好漢であるから。
Trackback(-) comment*0 | 塾のこと
comment
URL:
Comment:
Pass:
Secret: 管理者にだけ表示を許可する
 
profil
archive