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2012/09/11 (Tue) 14:06

Sound of Silence

直訳すれば、静寂の響きということになるのだろうか。
日本にもこれに似た表現がある。
静けさや 岩にしみいる 蝉の声

彼方、無音の響き。此方、喧騒の中の静寂。音感性が欧米人と倭人で同じであるはずがない。英語と日本語では使う脳の部位が違うと聞く。彼らの耳は、だから虫の音を単に騒音として聴き、我々は風流と捉え、愛でる。

枕が長くなっている。

物言わぬ子が居た。私の前で、いや少なくとも教室ではほとんど話したことがなかった。
その子が合宿の時、宿舎に着くなり喋り通しに喋った。

その子と同室の子がちょっとしたトラブルを抱えていた。部屋の雰囲気の悪さに耐えかねて、彼女はしばらく“姿を消した”。ちょっと慌てたが、落ち着いて考えてみると大儀ないことがわかり、謎が解けた。
私の部屋に戻って押入れのふすまを開けた。えへへと笑いながらひざを抱えて座っていた。
その子の声にならぬ声を聞いた気がした。

時を経て、彼女は成人した。
あの合宿で心細い思いをしたある子と件の女子が、今またSNSで繋がり、先日再会したという。
子どもを見る仕事をしていてよかったな…と思うのはこういう時である。

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