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2013/06/09 (Sun) 09:00

思い出がいっぱい

徳ちゃんの訃報から丸三日が経った。
ご家族の思いや配慮から通夜も葬儀も遠慮させていただいた。最後のお別れはしたかったのだが、彼を取り巻く周囲の誰もが同じ思いであるのを十分ご承知の上でのご決断だったと推察申し上げている。
だが、やはり顔見るまでは信じられないのが凡人の悲しさである。そして、なぜ?という疑問はいくら払いのけても無くなりはしない。恐らくそれは私が死ぬまで持ち続ける宿題になるに違いない。私ですらこうなのであるから周囲の皆さんの心中は如何ばかりかと想像するだけで胸が締め付けられる。

私は私にできることを探そうと思う。絶望に打ちひしがれてばかりはいられない。勿論、彼の死を風化させる気持ちもない。胸が痛むがまずは彼との思い出を一人で掘り起こしてみようと思った。

思い出の殆どはクマ塾にあった。前職で出会い、クマ塾を立ち上げてから7年だったと記憶する。都合約10年の間彼は私のパートナーであった。クマ塾を去ってから彼は私学の教員として働き出し、数年前大阪市内の女子校の専任となった。

彼はいつも子どもの中に分け入った。子どもの目線に合わせて見守ってくれたのである。だから私は違うところを見ることができた。彼に任せておけば安心だったからである。
クマ塾の課外イベントは悉く晴天に恵まれた。雨で何かを中止したという覚えがない。そのイベントに彼は常に居た。ごく自然に子どもの中に彼が居た。

ある時は彼と私は交代でシャッターを切った。他の講師や塾生にカメラを渡したこともある。教室では絶対に見せない子ども達の会心の笑顔がそこにあった。そんなたくさんの写真の中に数枚我々二人の後姿を写したものがある。私はこの写真がとても好きだ。

P1000857.jpg

一枚は合宿で、他方は彼が教師になってから特別参加でボウリング大会に出席してくれた時のものである。二人の背中が雄弁に二人の距離を示している。
一枚目の写真のあと我々の間柄は少し窮屈になってゆき、そして彼は外の世界へ飛び出していった。勿論、それはそれでいいのである。が、その間の私は彼の意をきちんと汲み取れて居なかったのである。ここに少しの悔恨がある。が、救いは二枚目の彼の横顔にあった。改めて見てみると、二枚の写真は人には説明できない彼との繋がりの深さが見て取れる。
_MG_2122.jpg


もし叶うならば、彼に説教をしてやりたい。その上でできる限りの助太刀を買って出たい。それができない今、私は一人きりの別れの会で彼の遺影に向かって、こう言いたい。

「徳ちゃん、クマより先に逝ってしまうなんてダメやんか。子ども達に誰よりも人の優しさを見せた徳ちゃんが人を悲しませたらあかんやないか。」
ここ数日、毎日ケータイを見てふと思う。徳ちゃんから『先生、何勘違いしてはるんですか?!俺、生きてますよっ!今日、夕方そっち行きますから。取りあえず、そのブログ削除しといてください!』とメールが来るのではないか?電話が掛かってくるのではないか?と。

いっぱい悲しんで…
いっぱい腹立てて…
いっぱい苦しんで…。
私は徳ちゃんの死を受け止めなくてはならない。
Trackback(-) comment*8 | 塾のこと
comment
ソレド #-
お悔やみ申し上げます
私、ソレドも、最愛の人を喪って以来、先生のお優しいお言葉を頂戴しながら、一言もお返しできずに2年半のご無沙汰になります。木の芽どきが過ぎ、青々とした活力のある季節のただ中に、ご友人の決断はもったいないことでした。もはやどんな否定も意味をなしませんが、そのことが追悼文にじゅうぶん記されていると思いました。どうぞご自分を責めるエネルギーをお力落としの方に向けて差し上げてください。
2013/06/09(日) 09:05:27 | URL | edit
kuma #-
ソレドさん!
この度の突然の訃報に接した時、強い衝撃を受け、同時にソレドさんを真っ先に思いました。
あなたがきっぱりと言い切った最愛の方への思い。その強さと潔さを今でも忘れていません。

人の運命は些細な事の連続で成り立っています。
そんな中できびきびした青年時代に出会い、中年と呼ばれる時期まで深く関わりあった男同士。
当初は何の疑いもなく子犬がまとわり付くように私に懐いてくれた男でした。
元来が何でも引き摺る私です。なかなか吹っ切れないと思いますが、『私の知らない息子のことが聞きたい』という母上様のお相手をしないわけにはいきません。このお母様を私は結果的には何度も泣かせたわけですから…。
ソレドさん、いかがお過ごしですか。
一度もお目にかかったことはありませんが、私はあなたの事を忘れたことはありません。
この蝉の抜け殻のような主体が消滅したブログもあなたがもしかして…と、淡い期待で続けている始末。
読む人が読んだら支離滅裂に見えるはずです。
いや、こんなことを書くと重いですね。。。ごめんなさい。

でも寂しい。わかっちゃいるけど、寂しいです。
2013/06/09(日) 12:16:00 | URL | edit
しんたろう #-
No title
へろークマ 久しぶり田中信太郎です 実はこのブログのファンやったりします
徳ちゃんのこと驚きました 自殺(あまり使いたくないけど)ってのがなんかなー
徳ちゃんに会いたいなー
2013/06/09(日) 21:42:34 | URL | edit
お久しぶりです。
お久しぶりです。
唐突な連絡になりますが、
田中信太郎からこのブログを教えて貰いました。

ただ開いてみるとすごく悲しい事が書かれていました。

徳ちゃんは誰からも好かれる優しいお兄さんでした。
クマ塾に通っていた自分も当時は本当にお世話になりました。

できることならもう一度会いたいですが、それももうできません。
せめて線香でもあげたいのですが、
実家の連絡先など何も分かりません。
お手数ですが、宜しければ教えていただく事はできますか?

宜しくお願いします。
2013/06/10(月) 03:07:15 | URL | edit
kuma #-
しんたろう!
久しぶり!見ててくれたんやね。そうか、そうかありがとう。

こんな哀しいことでまた繋がったけど、それも徳ちゃんの御蔭だね。

またいつか会いましょう!近況聞かせてね。クマは今塾のあった近所に住んでいますから…。
2013/06/10(月) 09:02:59 | URL | edit
kuma #-
あずま!?久しぶりやねぇ
しんたろうから聞いてくれたんやね。二人はまだ交流あるんやね?しょうたはどうしてるのかな?

取りあえず、徳ちゃんとこクマがまず行って来ます。通夜も葬式もお身内だけでしはったから、まだお線香も上げてないんよ。で、お母さんと話してくるね。
それからのことにしてください。

近いうちに会いましょう。近況聞かせてください!
2013/06/10(月) 09:06:20 | URL | edit
珍念 #-
大丈夫?
ヤッホーくま 久しぶりにくまブログ開いたらなんか大変な事になっててびっくりしました
ひとのことをあんまり言える状態じゃないけど精神は大丈夫?
GWにうちに来てくれるのを楽しみにしてます
2014/03/17(月) 20:00:33 | URL | edit
kuma #-
久しぶりだね、珍念!
そうでしょ?えらいことになってたでしょ?
でもどうにかこうにか、乗り越えたっていうか、時間が経って落ち着いたっていうか…。

連休に伺います。よろしくね。

2014/03/19(水) 23:09:27 | URL | edit
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