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2013/07/08 (Mon) 10:10

引き換え

知人の訃報に接し、それ以来ずっと考えている。もう私は結構なビンテージものなので後追いなどはしない。
しないが、日が経つにつれ、またご家族と話をし、私の中で違った感情が芽生えてきてもいる。

日本では年間に3万人もの人が自殺をしている。皮肉なことに自殺は豊かな国に多い。不登校と同じである。
運が悪くなければ、今の日本なら人生は80年である。それを半分にも満たない年齢で、しかも自ら絶ったのである。その引き換えはさぞや価値の大きいものでなければ、私ら凡人には納得が行かない。

恐らく、徳ちゃんも鬱ではあったはずだ。半年間、ずっとしんどくてだましだましやってきたが限界が来た…最後のお母さんへのメールにはそうあった。
すると仕事のストレスから追い詰められたのかというとそうではないようだ。
別のことでくたびれ果て、気力も体力落ちてゆき、負の連鎖から抜け出せなくなったのではないんだろうか。

そう考えると、私はやはり最後の導火線になったのかもしれない。
私の持ち込んだことが彼に負担をかけたのではなく、新しい動きが始まることが非常に疎ましかった…そんな感じはあったのかもしれない。
が、前日、上司に『明日荒井さんとNさんに会って話聞いてきます。また報告します。』と告げている。
当日の朝、7時台には『今日は遅刻する。2時間目から出勤する。』と学校関係者には電話をしている。
その少し前にクルマを車検に出している。死ぬ気など毛頭感じられない。

が、当日。7時台の後半から9時少し前。。。これが彼の決断の時だったようだ。
この1時間ほどの間に遅刻して出勤する積もりだった彼の心境がすべてを投げ出す心境に変わったのだろうか。だとすれば何がきっかけかのだろうか。病気でもあったのだろうか。

ご家族や私のように悲しみと当惑で悶々たる日々を過ごしている家族が一年間に3万軒もあるなんて…。
なんと住みにくい世の中なのだろうか。空から爆弾が降ってくる国よりもひどいかもしれない。。。

忌明けまでは付近に居るという。
夢でいい。答えはいいからせめてヒントだけでも頂戴…と、これは本当にそう思う。
彼が自らと引き換えにした『もの』とはそれほどのものなのか。
Trackback(-) comment*4 | 一筆示し参らせ候
comment
ソレド #-
No title
自殺も権利だと言う人があります。
生まれて来る時には権利が存在しません。
生まれ落ちた時に生ずる権利とは別のことです。
生死についてはそんなものはありません。
もういいか!
そういう選択をした、それ以外のことはすべて遺された人に属します。

ご友人は心のために何か服薬されておられたでしょうか?
ある種の向精神薬にはこうした衝動を生むケースもあると聞きます。

不思議なことに、地上でこれだけ思いを寄せていても、
夢に現れてくれないものです。
一度、衝立の向こう側で仕事の会話をした夢を見ましたが、それきりです。
メールしてこれを教えなきゃ!とか、
電話して聞いてみよう!とか、
こちらが目を覚ます夢ならいまだに見るのですが。
2013/07/09(火) 10:58:34 | URL | edit
kuma #-
Re: No title
大切な人、愛する人をなくすというのは本当に辛いことですね。 私の場合は男同士の付き合いでしたが、敬愛する女性を亡くしたらどうなってしまうだろうと想像しただけで目眩がします。 奴はおそらく向精神薬は服用していなかったと思います。遺品の中にはそういう類の痕跡はなかったようです。下に妹さんが居て、ご両親が健在で、なんとか家族力を合わせて乗り越えられそうで、唯一そこが救いです。私などでも少しはお慰みになれば…と思っています。 私は呼ばれたような気がして何度も目が覚めました。そして、起きている時も何か気配のようなものを感じたことがあって…こりゃいかんかな?と我に返りました。 彼の御蔭なのでしょうか、あれ以来、アドバイスを求められた時の気持ちの持ちようが微妙に変化したように思っています。 ソレドさんは、私には想像もできないような深い哀しみをお持ちですね。でも、まだこうやって私を励ましてくださるようになられたことに私は安堵しています。 書き手の居なくなったあなたのブログに何度も何度もお邪魔して、あなたの大切な方が下さった言葉を読み返しては呆然としておりました。 人は人と出会うから幸せになれるのだけれど、出会ってしまったから辛い別れが待っています。 それが、『よもや…!?』というような尋常でない別れの場合はやはり生身を剥ぎ取られたような痛みがありますね。
2013/07/11(木) 03:28:46 | URL | edit
ソレド #-
No title
クマ先生、今の私にとって書く作業は、流れ行く大河から「あの水」をコップ一杯すくうようなもどかしさを伴います。長考の果て、一言も選べず、黙ったままでいることのほうが多くなりました。
考えても仕方のないことは考えないほうがいいんです。

親は子についてあまり知りません。子に先立たれた親の悲嘆は、心にいきなりできた巨大な空洞のようです。奥様やお子さんの悲しみは、ご両親のそれとは異質だと思います。

ずいぶんご心配おかけしております。ありがとうございます。
2013/07/12(金) 12:49:48 | URL | edit
kuma #-
Re: No title
そうですね。。。私はいま、考えても仕方のないことを懸命に考えています。わかっているのですがね…。

正直、これほどこたえるとは…。失ってみて初めてわかったという間抜けな話なんです。
彼は一人身のままだったんですね。「そのこと」が彼の望むようにはいかなくて悶々とした日々を随分と過ごしていたようです。孤立の原因になってしまったんですね。それでも楽しくやっていればまだしも…。そこなんですね、不憫なのは。ほんとに悔しいです。
まさにぽっかり穴が空いています。

ソレドさんの苦痛にならぬ程度に心配しておきますね(^_^;) ありがとうございます。
2013/07/13(土) 00:03:52 | URL | edit
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