2014/06/14 (Sat) 02:31

整理の年?

自慢できる話ではない。
私には生き別れになった甥が居る。
酷い別れだった。そのことがあって家族がぎくしゃくした時期が続いた。
それでなくてもややこしい家族だのに…。

母が亡くなり、私は家庭を持ち、数十年が過ぎた。
私にもいくつかの大きな苦痛と別れがあった。
人生観が変わらざるを得なかった。

あまりよくない状況が続いたので、浅はかにも占いを覗いてみた。
絶対良くないことが書いてあると思いきや、真逆でいい年なのだそうだ。
ただ、環境が変わるので、色々なことを整理する年になるかもしれない…とあった。

三十年間できなかった連絡をした。
無事が確認できた。お互いの近況を交換した。

生きていると時として酷いことに出会う。
煩悩に振り回され、何が一番の幸せなのかを見失う人と、絶対に見失わない人に分かれる。
自分は前者である。故にいま、大きな後悔をしている。
その都度の分かれ道の選択を悔いてはいない。
が、その判断基準が些か、早計というか短慮というか浅薄といえば良いのか…。

大きな悔いを改めて認識したが、反面、埋めなければならない穴ぼこも発見した。
埋まらないかもしれない。それはそれでいい。
が、埋めようとする気持ちをいつも持っていたい。

日本海に面したその地に自分は二回しか行ったことがない。
今、訪ねても、記憶すら残ってはいまい。
が、繰り返し想像した景色が頭の中にある。
いつか、その古地図を持って、その地を訪ねようと思う。

少しのお金と、少しの時間があれば行けるところである。決して遠くはない。
が、自分がそこに行こう!と腹が決まるには相当の時間が必要だ。

じっくり行こう。
地道に穴を埋めよう。
それでいい。

甥は幸せに暮れしているとわかっただけで救われた。
今も手に、赤児だった甥の感触が残っている。
四十六年…。途方もない空白の時間が流れてしまった。
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