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2014/06/30 (Mon) 02:37

午後の教室

昨日は日曜日。
いつもやってくる小学生が来ず、前半は中学生の同窓会になってしまった。
お昼を挟んで、そのうちの二人が帰り、いつも精勤の男子が残った。
この子の方が“受験生”よりもまじめである。

他に塾ひとつ、さらに個別指導塾にも通っている。
学校は大阪ナンバーワンの男子校である。

私は、新参者の故、初めは口出しを避けていた。
が、ある日その子が解けない問題を片手に質問に来た。
この瞬間を私は待っていたのである。

その日から、時々質問に来るようになった。
急がず、慌てず、でも確実に彼との距離を詰めていった。
彼の学習環境は非常にタイトであった。
少し、息とガスを抜かなきゃ…わたしはそう思っていた。

少し前に、彼がそのようなことを母親に話したらしい。
が、勤勉な母親は、代替案を具体的に持たぬ息子の訴えを退けた。

今日の午後。その子と二人になった。
じっくり話を聞き、どうして欲しいのか、辞めて空いた時間をどう使うのかを訊いてみた。
非常に明快な答えが返ってきた。

自分の勉強のリズムとか方法を作りたい…彼はそう言うのである。

んじゃ、毎日学校帰りにここによってその日の整理をして帰る。
そして丸一学期間そのやり方で、定期試験を2回受けてみて順位が○○番台に下がったら、また元のやり方に戻すということで説得してみるか?…ということになり、私は筆ならぬキーボードを取った。

作文をしている間に彼の気配が薄くなった。

肩の荷が少し軽くなったのか、鉛筆を握ったままかれは居眠りをしていた。彼の居眠りを私は初めて見た。
中学生が無性に可愛いと思うのはこんな時である。
Trackback(-) comment*0 | 子どものこと
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