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2006/11/29 (Wed) 02:29

言い回し

“文体”という言葉がある。
その作者にみられる特有な文章表現上の特色ということになる。
“独特の言い回し”と私は辞書に落とした。

今頃になって、また司馬遼さんの本を読み耽る毎日である。
この人の文体が私は好きだ。
彼の作品に、『…とは言わない。』というフレーズがよく出てくる。
な~んやと肩すかしを喰らう。そこに若干の息抜きがある。

また、倒置や擬人を巧みにお遣いである。
ほとほと感心してしまう。
プロに対して失礼なのだが、“うまいなぁ”と単純に思ってしまう。

彼にはたくさんの代表作があるのだが、超大作に混じってしこしこと書きためた短編やエッセイに翠玉の作品がある。
“風塵抄”がお勧めである。

司馬さんのおかげで歴史が好きになったと言っても言い過ぎではない。
その入り口は『豊家の人々』。(脱字ではありません。念のため。)

一体彼の作品を何冊読んだだろうか。
偶に、既読のものを忘れて再読することもある。
また、敢えて再読したくなる作品も多い。

私の教え子に小学生時代から司馬作品を愛読していた男子がいた。
歴史の時間は大変だった。
彼に突っ込まれても大丈夫な準備を周到に重ねるうち、
私は歴史の力量をあげたかもしれない。
負うた子に教えられ…である。

こやつの口癖、言い回しは、『何を言うか!』であった。
Trackback(-) comment*3 | 分けられぬこと
comment
Q子 #-
一昨年の初夏の頃です。東大阪にある司馬遼太郎記念館に行きました。
生前のままに保存された自宅の書斎の前に
大きな芍薬の花が咲いていたのが印象的でした。
四季折々に花をつける雑木林風の庭は、ゆったりと心を落ち着けてくれるようで
一本一本の木の前で 深呼吸をして、話しかけるような・・・
そんな気分で庭を通り過ぎました。

硝子の回廊を通って記念館へ・・・あの壮大な大書架に入りました。

『ものすごい量の蔵書で囲まれているのにもかかわらず、壁と壁の間に
わざと隙間を作る事によって出来る幽かな光の空間が素晴らしいんだ』と
安藤忠雄さんの設計の偉大さを 一緒に行った私の連れが熱弁していました。

その日がきっかけで司馬さんの短編集を買って来て読んでみました。
司馬遼太郎は通勤電車のおっさんの愛読書だと思っていた私でしたが、
結構、はまるんですね。。。。。しばらくの間、毎月買い続けました。
私がおっさん化してきたのかもしれません。




2006/11/29(水) 13:54:46 | URL | edit
Q子 #-
追伸;
「言い回し」とはかけ離れたコメントで失礼しました。
2006/11/29(水) 14:00:10 | URL | edit
kuma #-
いえいえ
立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花…。
母親がよく口ずさんでいました。
猫の額の庭に芍薬を植えて、やっと花を付けた年、芍薬に『ようがんばったなぁ…』と涙声で話しかけていた姿を思い出しました。
司馬さんは何気ない雑木がお好きだそうです。
足元に咲く、自己主張しない花もお好きだったかも知れません。
そんな作品も少なくありません。
歴史→司馬遼というようなミーハー的な捉え方もありますが、読んでみるとなかなか奥が深くて堪能させてもらえます。
電車の中で司馬遼作品を読む『おっさん』も実は相当なロマンティストかもしれませんよ。
偶にそんな人が隣に座ると、話しかけたくなることがあります。
2006/11/29(水) 14:11:14 | URL | edit
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