2007/03/30 (Fri) 03:30

大店舗

先日、髪を切った話を書いた。
後でふと気がついたことがある。
私はずーっと、カットマンが何人もいて、何かする度に人が変わるという店を知らない。
元々そういうのが苦手なのかもしれない。

若かりし頃にいた塾の理事長と、ぺーぺーの私は会話など殆どしたことがなかった。
“~~をすぐやれー!”
“はいっ!”…それだけの関係だった。

その理事長が、私が初担当したある教室のオープン前の説明会で弁士を務めてくれた。

私は興奮と不安で眠れず、それこそ夜が明ける前に出掛けた。
駐車場に入った。
すでにクルマが止まっていた。

ん?誰だろう。…理事長の車だった。
車内で理事長が眠っている。
あー、この人も遅刻が怖いのか…。
この人は、説明会でこう言い放った。
“うちの塾は計画表に沿って授業をしている。並んでいるクラスではどこを切っても金太郎さんである。どこかの教室で見た授業の続きは隣のクラスで見られます。”と。

馬鹿を言ってはいけないと思った。
誰もいない駐車場で待っていた姿と、
その傲慢な話しぶりが同一人物のそれとは到底思えなかった。

子どもって、みんなクセがある。
やりやすい子など居ない。
集団の中で、ある子をやりやすい子と先生が思うのは、間違いである。
集団の中だから埋もれていてもわからないだけである。

多人数にはもちろんその利点が多い。
しかし、子どもを見るというのはそういう方法論だけではだめだと、
本当は誰でもが知っている。

生半可な場数ではできない難しさがあることを
何度も何度も思い知らされる。

だから、可愛いし、つい力が入ってしまうのだが。。。

大店舗は先進の証だ。
しかし、このしくみは人を残酷にする。

社会が冷たくなった。
Trackback(-) comment*2 | 分けられぬこと
comment
スカイドッグ #wyzywkOY
長い話で恐縮です。
こんばんは。2度目のおじゃまです。

残酷さが進んでいますね。
私は待つのが嫌で大型の美容院に飛び込んだりします。
あるお店では、切る人、洗う人、準備その他をする人‥‥と細かく分かれていました。
切る人の所要時間を切り詰める。他を大勢で手分けする。そうすればたくさんさばけます。
あるとき折込の求人で、切る人だけ募集していました。
次の機会のとき、切る人がほとんど入れ替わってました。
それ以外の人たちの持ち場は同じ。
技術を育てようとは考えてないのでしょう。
その他の人たちは繁忙曜日にだけフルに集められ、平日は待機させられるパートタイムか?
そう勘ぐりたくなるくらい大勢いました。土曜の午後です。
そんな形態なら繁忙時に客を逃さない。安くできる。チラシでキャンペーンを打てる。
残酷さはエスカレートし続けている気がします。

ところで。
私学が自らの素の魅力を、正面切って発信し始めていることに気がつきました。
ウェブサイトです。
ここで体感できるものは、常々クマ先生がおっしゃっている学校の本当の魅力なのでは?
そう思い、お知らせしたくなりました。
私が感心したのは、ノートルダム女学院中学高等学校と愛徳学園のサイトです。
どちらも、ニュース、トピックスの発信に感心しました。
どちらも女子校ですが、特別な思い入れがあるわけではありません(笑)。
2007/03/31(土) 23:10:40 | URL | edit
kuma #-
今晩は
世は正に、チャップリンが半世紀以上前に描いた“モダン タイムス”の様相を呈しています。
かつて、我が国も“モーレツからビューティフルへ”と燃えましたが、今とてもビューティフルなライフを過ごしている人なんて国民の数%。下々は働いても全然暮らしが楽になりそうにないから、夢もチボウもなく、やる気なくしちゃってるんでしょうね。

哲学が必要なのでしょう。
私にはそう思えてなりません。

さて、2校ともお邪魔してきました。
うーん、私にとっては別段という感じがしました。
普段から付加価値の高いところを見慣れているせいかもしれません。
そういう意味では、私はやはり神戸女学院のどっしり感が素敵に思えます。

ただ…。
公式ホームページ上で講師募集はいただけません。
そういうガッコ多くなりましたね。
なんか安物のチラシみたいです。
宣伝と人事募集がごった煮。
これはお行儀悪い。
2007/04/01(日) 03:44:31 | URL | edit
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