2007/06/29 (Fri) 03:16

間尺

動物界では、巣立ちの時期が来ると、それまでの命懸けの子育てがまるで嘘だったかのように、親は冷たく子を突き放す。
また、高等動物ほど子どもをたくさん産まない。
連鎖上の上位に位置し、知能も高く多産である必要がないからだ。

さて、人間はどうか。
日本は今、人類史上でも稀なほど急激に少子高齢化していることは
周知の事実である。豊かである証なのだ。

アメリカでは、ほんの数十年前まで社会的弱者だった黒人が、今では少子化だという。

何故、人は豊かになると子どもを産まなくなるのだろうか。
色々な要素が考えられるのだろうが、
社会が豊かになると、母性・父性の本能が落ちるのではないかと
私は思っている。

お金も時間もあって、精神的に余裕ある現代日本人。
であるのに、子どもを産まない家庭が増えている。
欲しくないのだろうか。

あるいは、そういう退廃的な社会的雰囲気が、先進国には醸し出されてくるのだろうか。
この辺りになると最早私の手には負えない。
社会学の領域かもしれない。

私は余所様のお子さんを預かり、恐れ多くも勉強を教えている。
当然のことながら、集う子ども達は裕福な家庭の子ばかりである。
豊かな環境で十分な教育を…という当たり前の親心。

しかし、口幅ったいが、私から見ればこれで本当に豊かと言えるのかと
反問したくなることもしばしばである。

横道に話が逸れるが…。
以前教えた子が中学に進んでギターを習い始めた。ご多分にもれず、クマの影響なんだろうか。数回はお付き合いをさせられた。
いや、そんなことはいい。こちらも決して悪い気はしない。

ある日、その子が言った。
『明日家庭教師が来るねん。』
『おぅ、頑張ってるんやな。』
『ちゃうで、ギターの先生やで。』
『…!?』

私の感覚が変なのか。
フォークギターは大衆的な楽器だ。

一方、『家庭教師』ってのはやっぱり贅沢な教育である。
ギターの家庭教師って…。
それでブルース習ってたら、わしゃ怒るよ(笑)


どこまで手を出すか。
この塩梅が子どもの未来を決定する。
小さい頃からあちこち連れ回して、他人に丸投げは止めた方が良い。

幼児期の一番優れた先生は母親である。
最近のお母さんがたはどうもそれを忘れるどころか
放棄しているのではないかと思える節がある。

さらなる余談だが。
“このゲームをやればあなたもちょっとはましな頭になりますよ”と
言いたげなニンテンドーのDS。

もう一つ。SBのケータイ。
なんで日本人の女子の兄貴が黒人でオヤジが犬なのか。
これで“想定外”と捻ったつもりか。
こんなバカがいるから、おかしな世の中になるのである。

従軍慰安婦の謝罪に関して、米国下院が決議した。明らかな内政干渉である。アメリカは一体どっちの見方やねん。
USAバッシングがなぜ起こらぬのか不思議でならない。

こうやって並べてみると、
日本人ってのはどうも自分もしくは、自国を愛していないようだ。

色々、地べたから考え直した方がよさそうである。
Trackback(-) comment*0 | 分けられぬこと
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