2008/02/14 (Thu) 03:10

速読

クマ塾のご近所塾で、速読教室がバカ当たりしている塾があるらしい。
どうやらトレンドは、一に個別で二がカテキョ、三枝は桂で五が早読みということか。やれやれ(;´д`)

日本という国は本当にストレインジな国で、一生懸命余所の国の会話術を習得すべく丹精するくせに、母国語は放置である。
そして、さらに妙なことに当然の結果として待って居た、言葉の乱れや国語力の後退が今頃になって口喧しく言われ出した。

何がいけないか?
簡単である。入試がいけない。
最近の学生さんは小難しい現代文の問題は得点できるくせに、コンビニで“1000円からお預かりします”という誤用に無神経である。

文章なんか早く読めなくてもいい。
なんで何でもかんでも早く、速くと急き立てるのか?
そのくせ、ゆったりとかのびのびという語感にはすこぶる弱い。

私達大人が範を垂れるべきである。
ゆっくりでいい。その代わり深い思考を。

これからの一流校はこれだと思う。
偏差値が高いから一流ではない。

東大に一番たくさん合格を出したから名門でもない。

どんな人間を輩出したか。
それも総理が何人ではない。
社会に何を還元した人かが問われるべきである。

文明が成熟期をとっくの昔に迎えているのに、精神は未熟のままである。

言葉と同様。
自国の文化にも精通せず、世界でもないだろう。
“世界から日本にやってくる若者”はいっぱしの大使である。
真っ当で強い愛国心を持っている。

私達はまずこの首根っこが弱点である。
やはり100年は要するのだろうか。

ただ心配なのは、その間にも土台を補強しないまま建物だけが巨大化することである。
倒壊の危険度が高い。

外へ向きすぎた感のあるベクトルを内向にすべきではないだろうか。
Trackback(-) comment*0 | 世間のこと
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