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2008/06/04 (Wed) 02:18

考える葦

我々は考える葦である…と先人が言葉を遺した。
考える葦はしかし、おでこの発達した人類故に、一つ事を発見するととことん極める特性を持っている。それが為、数万年前に発明した矢じりをこの地球をぶっ壊すほどの武器に進化させてしまっている。それが英知である。英知が故に利器を次々と放って、暮らしはどんどん進化し、一動物であるという拠点から離れてしまった。

賢いはずの人類はその賢さが災いして、今色んなところで頭を打っている。
核然り。温室効果ガス然り。
まるで人生ゲームのように創造の神は地下に功罪両刃の資源を忍ばせた。
どう使うかはそなた達に任せるとでも言わんばかりに。

そして我々はどんどん文明を発展させていった。
それはそれは素晴らしい文明である。
新人が地球上に現れてたったの数万年。こんなの宇宙的時間軸からすれば一瞬に近い。

ところがここ最近はどうもいけない。
やればやるだけ人々の暮らしが窮屈になってゆく。
そして、人の心は文明の繁栄とは真逆にどんどん荒んで行く。
一体どうしたことだろうか。

人は言葉を編み出した。そして紙を発明し書き残した。
これは素晴らしい発明であった。

近年、電気というものが作られ、それを利用して色んな世界が拡がった。
もう人類は手ずから文字を書かなくとも“電気”が書いてくれる。
電気が書いた文字を電気で読む。
そこに込めた情は徐々に電気のカスになって消えていった。

豊かになればお金が入る。
お金が入れば先進の文明の恩恵にあずかれる。
それは刺激的である。昔の人間には想像もつかないくらい高度な社会である。

ところがある日、気が付いた。
恵まれない国に育った子どもの方が心に潤いがある。目が生き生きしている。
命の危険に曝されている子どもの方が学校に行きたがる。
紛争国には不登校も引きこもりも居ないだろう。
毎日がパニックであるにも拘わらず、もしかしたらパニック症候群に見舞われることも実は少ないという話も聞いたことがある。これは何を意味するか。

進化とはどういうことか。
高度な文明とは一体何を指して言うのか。
人類ではなく、人間達は考えねばいけない。

金儲けの為に石油の価格をボタン一つで左右する投資家がいる。かと思えば、その影響で首をくくって死ぬ経営者がいる。本当に豊かな文明の下ではこんなことは起こらない。それだけに機械文明だけが巨大化してゆく姿はとても薄ら寒い気がする。
原点に帰りたい。いや、見失わないだけでもいい。しかし、実はこれが最も難しい。
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