2008/06/07 (Sat) 02:33

NHK

深夜番組でプラネットアースをやっていた。
何度見てもこの映像には感心する。よくもこんな決定的瞬間を撮影できたものだと思うのだ。もしかしたら、動物に出演依頼し、金払って雇ってんじゃないの?と穿ってしまいそうである。

ホオジロザメが水中からジャンプしてオットセイを補食するあのシーンを見た。
ホオジロザメは5mから最大8mなんていう巨大なサメである。それがあんな敏捷な海獣を襲うのだ。

サメという生き物は今から1億年ちょっと前に地球上に誕生し、その時代から殆ど進化していないという。なんだ下等なんだと思うか、逆に完成度が高いのだと驚愕するか…。私なら後者に回りたい。

輪廻という物が本当にあって生まれ変われるなら、ホオジロザメもリストの上位だな(▼-▼*)  本当はクジラと言いたいところだが、息継ぎがしんどそうだし、もし鼻炎になったら苦しいだろうからサメがいい。

こういう素晴らしい番組を作れる我らがNHK。
でも最近の大河ドラマはどうもいけない。
人気アイドルをキャストして視聴率を確保しようとする。それは国営のすることではない。
『新撰組っ!』の第一回では竜馬と勇が出会い、蕎麦屋に一緒に入る…なんて。
それを見てアホらしくなった。もっとちゃんと作って欲しい。
何でも次は直江だそうだ。その次は竜馬だとか。大河は実は視聴者からのリクエストで決めるのだそうだ。誰かの地元で人数を集めて嘆願するようにして決められるそうだ。そんなことも番組作りに影響するのだろうか。

『先の戦争』などというには年数が経ちすぎた二次大戦。もう60年を経た。
このブログにも書いたが流石に西洋に平伏す姿勢も見直され、中韓に対する気後れも若干軽減され、やっと日本を見つめ直すべきだという声が挙がるようになった。 しかし、『愛国』という言葉をいきなり使うと、アレルゲンを過剰に刺激してしまう。とはいえ、国の成立や戦争に至るまでの道程をきちんと知るということは何にも増して必要な教育である。

そういう観点から見ると、いくら娯楽だからと断っても、やっぱり竜馬と勇は一緒に蕎麦なんか食ってはいけないはずだ。
江戸幕府成立時の悲喜交々、倒幕に至る悲哀…そんなものをきちんと伝える必要があるはずだし、そういう自国の歴史をしっかり学ばせることは必須教育であるはずだ。

これに母国語の確実な習得あってはじめて外国語教育ではなかろうか。英語が喋れたら国際人…これはおかしいのである。母なる言葉も曖昧でどうやって余所の国の言葉を操れるか…。
外国に行って交流を持った人に日本の歴史を語れないで、なんで国際人なものか。

日本人は言語や歴史が好きである。
民放ならなんちゃってで逃げても構わぬが、国民から半ば税のような形で受信料を徴収しているのだからちゃんとした番組を作る義務があろうと思う。NHKに視聴率など無縁にすればいい。
逆に、良い番組は必ず視聴者に見られるはずだ。幕末から現代に至る重要な近代史をテーマにするのなら、その責任の重さをNHKは感じるべきである。勇気ある番組を作るものだと感心することもあるが、がっかりする番組も少なくない。

歴史ものはあくまで想像の域を脱しない部分も多いのだが、あまりな“遊び”はやめてほしいものだ。
おちゃらけはサラリーマンNEOのような番組に特化してやればいい。あれはあれでめっちゃくちゃ面白いのだから。
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