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2008/06/08 (Sun) 03:38

骨抜き

ある戦国大名が敗戦の将の継子を人質に取った。
その子は愚鈍ではないと見た大名は、その人質をそれこそ乳母日傘で育てさせた。
何も不自由を掛けさせない。望む前に与える。
どんな人に成長するかは自明である。

そこまで…とは言わぬ。
しかし、当節、これに近い恵まれすぎた子が少なくない。

地下鉄の構内に、ある有名小学校のポスターが貼ってあった。
子どものアップの写真が四分割で並んでいた。
その写真に被せてこうレタリングしてある。…『力の教育』と。

言いたいことはわからぬでもない。
しかし、この小学校に入学するまでの『ある種の力』あるいは『芽』が摘まれる。
『クマ、わからへん。これ教えてぇ』
“やだ”
『なんでよ』
“だってわからへんもん”
『うそー!クマがわからんわけないやん!』
“ううん。わからんことのほうが多いで。だから自分でやってみ”

これは実際に教室で子どもと交わした会話である。
時として私はこういうトークをする。
算数なんて、毎日間違えずに自分ちに帰れる子なら誰にでも出来るようになる!と断言してあげる。


昔、こんなキャッチが流れた。
“何も足さない。何も引かない” 言い得て妙ではないか。
もしかしたら大嫌いなI.S.作かもしれないが、良い物はいい。私は教育もこうあるべきだし、躾もこうあってほしいと願う。

子ども達には何度も言い放っているのだが、わざわざ高いお金を出して子どもの脳が退化するようなものをどうして与えるのか不思議である。
自論だが、ゲームよりもTVのバラエティー番組の方が罪が深いように思っている。
大型液晶で以て、見応えがあるのは“プラネットアース”のような番組だけである。

どうぞ、TVを消して静かにお過ごしになってほしい。ノー・テレビ・デイなんていいのではないだろうか?エコにもなるし。その静かさの中で、実は脳は活発に動いている。TVは向こう合わせ。お任せなのである。だからこちらは口をポカンと開けてしまうのである。

私の解説をまるでTVでも見ているかのように“眺める”子が少なくないのである。
発問してはっと我に返る。学校ではどうしているんだろうとずっとする。

居心地の良すぎる家は子育てにはマイナスである。
優しすぎる親もである。
理不尽な親がいいと誰かが言い放ったそうだ。
ハラショー!ではないか。

蛇足ながら、子ども叱らない先生が増えた。それも私立に。
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