2008/06/17 (Tue) 02:06

鞠を買ってね。ごほん買ってね。

国語の授業で詩を読んだ。
貧しい父親の詩だ。
鞠やごほんを子どもが散歩のついでに買ってほしいという。
しかし、そんなものも買えないほど生活が苦しい。

今日はお金を持ってこなかったから
また今度ね。と決まり文句。

買って貰えないとわかっている娘も何度でも言う。
が、しつこくはせがまない…。
子どもさんのおもちゃ箱を覗いてみてほしい。
しつこくせがんだおもちゃはどんなことになっているだろうか。
部品がなくなっていたり、形が変わっていたりしないだろうか。

文房具を見ていて思う。
確かに良くなったと思う。安くもなった。
子ども達はだからたくさん持っている。どうしてそんなに居るのか聞きたいほど。

私は20年近くパーカーのボールペンとシャープペンシルを持っていた。
大事に大事に使っていた。シンプルだが決して飽きが来なかった。
長く使った道具は見ていて心が和む。
そのペンもシャーペンも実はなくしてしまった。
今でも残念である。

今の子ども達に、長く愛するという気持ちを持ってほしいと願う。
長く使うためにメンテナンスをする。そういう事をさせるべきである。
私がシャーペンをバラして、汚れた部品を水洗いしていると言ったら驚いていた。

ところで、なぜ“鞠もごほんも買ってあげられないの?”と聞いた。
答えが爆笑であった。
“お金を忘れたから!”だと。

豊かであるということはいいことだ。
しかし、豊かさは対岸から見れば残酷である。
その景色は対岸からでないと見えないのが難点である。
Trackback(-) comment*6 | 塾のこと
comment
おっくん #-
ご無沙汰をしております。
私も先般『麦ごはんと何も具の入っていない自家製の味噌汁だけの朝食をとって…』という文章でなぜかと問うたら『健康に気遣っているから』と言われ、どん引きしました。
しかも『麦ごはんと自家製味噌のほうが高い』という現実をも突きつけられて…
国語の問題など、一歩間違えばオトナのひとりよがりかもしれません。
決めつけるのではなく、歩み寄るチカラも持ちたいと自戒しています。
2008/06/19(木) 19:19:51 | URL | edit
kuma #-
なるほど、そういう懐の深い寛容さも必要ですかね。
私は、でも理不尽も時には必要だと思っています。
いや、思うようになりました。

当節、少しのハードルがあるとすぐ諦める子が(大人も)多いです。
何故かと言えば、子ども時代から障害物を周囲が全部とっぱらってくれたからです。

ダメな物はだめ。子どもの間は我慢させる。
年上には絶対に逆らわない。
そんな空気が実は人の立場を思いやる苗代になっていた気がしています。
手塩に掛け、可愛がった子ほど親の面倒を見ないものです。
古今東西の真理を忘れてはいけないなと思っています。

それが国語の最もな得意分野であり、他では絶対に踏み込めない領域です。
ここを譲るわけにはいきませんねぇ。
2008/06/20(金) 04:17:12 | URL | edit
おっくん #-
もちろんです。
ただクマ先生のような『矜持』をもたれて国語をやっておられる方ばかりなら、何も問題は起きないのですが…
『これはこうなんだ!チョウチョの気持ちになってみろ!』的な国語の先生も世の中多いですから…
『すべて知ったうえであえて我慢させている』のと、
『自分が分かんないから切り捨てている』のは見かけ同じですからね。
自戒を込めて、せめても聞く耳くらい持ちたいなと思いました。
国語はすべての根幹ですからね。

2008/06/20(金) 21:25:45 | URL | edit
おっくん #-
にしても、クマ先生!
お返事くださってるお時間がおかしいです!
ご自愛を!!
2008/06/20(金) 21:29:32 | URL | edit
kuma #-
こんばんは。
私の就寝時間時間は一定しています。だから大丈夫ですy( ̄ー ̄)y

ところで私、矜持も自負もプライドもなんもない人間です。
出たとこ勝負の直感人間ですよψ( ̄▽ ̄)ψイヒイヒイヒイヒ

2008/06/20(金) 23:09:06 | URL | edit
おっくん #-
イヒ!
旭進学会ならぬ旭○成ですね!
出たとこ勝負の直感人間…辞書ひいちゃいました。
2008/06/21(土) 18:48:19 | URL | edit
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