2008/08/20 (Wed) 02:23

磨き

歳を重ねる毎に景色が違って見え始めている。
一つには確実に体力の衰えという面はあるに違いない。しかし、その恩恵というものもあって、ゆっくり歩くようになれば、それだけたくさんの景色が目に入るということにもなる。

私は6月29日生まれ。
日毎の星占いを見るとなんとかいう音に関係の深い花がこの日の花だという。だからリズムに敏感らしい。そう言えば、音色も好きだがリズムにも耳が行く。ドラムやベースがギターよりもよく聞こえるなんてことがある。

ま、いずれにしても音楽は手放せない。
そして、ここにきて音に纏わる物を自分でいじくってみたいという願望が出てきた。
この間、塾の子が石を持ってきた。
勾玉体験みたいなことをしたときの石らしい。未完成でちょっと傷も付いていた。
磨いてやろうか?とふと言ってしまった。やったこともないのに。
でも、その石は穴の位置が勾玉とは違っていた。
ティアドロップ型にしなさいというような形だった。

紙ヤスリの番手を段々大きくしていって、最後は水研ぎした。そして鹿の子編みのポロシャツの裾で磨いた。
別の顔が出てきたのである。

木に色をのせる。何度も重ねてのせる。
艶と奥行きが出る。
そこに表面剤を重ね、乾燥しきったところで磨きに入る。
塗り終わったままの表面の方が見た目はツルツルのように見えるが触ってみると意外に凸凹だ。
そこに磨きを入れる。
深みのある輝きが出てくる。

欧州車と日本車の赤の違いを思い出す。
赤と言えば、ロメオとフェラーリを思い出す。あんな赤が何故出てくるんだろうか。

風と埃のない作業場。
夜中でもガンガン鳴らせる地下室。
この世で最も贅沢な空間である。
ウサギ小屋に住む私には夢のまた夢。

スピーカーを塗り直し、ギター弾き用の椅子を出来れば廃材で作りたい。
ギターが弾ける間に完成を見るだろうか。

なんでもないありふれた石が色んなことを妄想させてくれた。
Trackback(-) comment*4 | ちょっとした話
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おっくん #-
御無沙汰をしております
お元気ですか?
ご無沙汰ばかりで申し訳ございません。
イタリアンレッドは、下塗りがピンクなんだそうです。
赤は隠蔽力がとても弱い色で、下地が透けるからだと…
模型でも先にショッッキングピンクに塗るといい色が出ます。
お試しください。
『撒き餌』が施してありましたので、がっつり食いついてみました(笑)
2008/08/22(金) 20:17:19 | URL | edit
kuma #-
折角、食い付いて頂いたのに速攻できなくて御免なさいm(_ _;)m

そうでしたか、ピンクの下塗り…。
すると、ピアノブラックなら、下塗りは…グレイですかね?

あの光沢、奥行き…。
磨きがすごいんだろうなと思っています。

こんな事、若い頃は見向きもしなかったのに…。
2008/08/24(日) 03:06:10 | URL | edit
おっくん #-
ピアノブラックはブルーグレイのプライマーではなかったでしょうか。
もっとも黒は隠蔽力抜群ではありますが…
あとはクリアの重ね塗りと磨きです。
2008/08/26(火) 16:38:50 | URL | edit
kuma #-
下塗りは同系色の淡色なんですね。
ブルーグレイ。ドンピシャなのがあります。
ご教授ありがたく…m(_ _)m
あとは、ユニットの脱着が...文系人間にはハードルです(;´д`)
2008/08/26(火) 22:32:44 | URL | edit
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