2008/12/09 (Tue) 03:22

特別な日

若い気持ちをなくさないようにするには、若い頃に聴いていた音楽を聴くのが最良らしい。なるほど、聴けばその当時の事がまるごとセットで沸き上がってくる。

1980年の12月8日、ジョンレノンが暗殺された。
ミュージシャンが銃で撃たれて死ぬなんて…。
それも、ビートルズのジョンが…。

当時25才の大人だった私はそれでも一瞬にして少年に戻ってしまって泣いた。
不惑を迎え、復活を果たそうとする不死鳥のようだと思っていたジョン。
その人が妻の目の前で撃たれて死んだ…。

20年近い時を経て、ジョンの新譜を手にした。
ジョンレノン、アコースティック。

ギター一本で歌っている。
まだ削り出しの名曲達。
これがあぁなってゆくのか…と未来からやって来たリスナーは感嘆するのだ。

哀しい。あまりに哀しすぎる歌声。
切ない旋律。

ポールはビートルズのサウンドに華を与えたが、ジョンは野太い背骨をくれた。

ジョンが亡くなってもう28年も経つのか。彼がどう歳を取ってゆくのかを見るのが楽しみだったのに、彼はヒントも残さずあっさり逝ってしまった。

ニューヨーク時代の初め、彼はちょいと取っつきにくかったが、子どもが出来て角が取れたのか、とても良い感じのミドルになっていた。
亡くなった翌年の夏にジョンの名前で武道館が押さえられていたと知って、改めてチャップマンというあほな男に腹が立ったものだ。

12月から2月にかけて、あまり良いことがない季節。
キリストのなんたるかを解せぬ私には、年々クリスマスという馬鹿騒ぎが薄ら寒い。
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