2009/01/02 (Fri) 03:30

凹凸

世の中というか、人の世というか、実によくできていると思う。
蓼喰う虫もなんとかと云うが、ほんとである。

いつも人の顔色ばかりが目に入って仕方ない子がいる(勿論最近ではレア種である)
その子と一緒にいると、他の子の言動を見て、すぐに視線を送ってくる。

後で意味を聞かれる。
返答すると、丸くなったなぁと苦笑された。

世の中、よくできている。
自分が周囲の空気を悪くしてはいけないと背中にまで神経を遣う人が居る反面、
嫌なら相手がどう思おうと平然とそれを表情や行動に出す人もまた居る。

仮に前者を陽、後者を陰と呼称する。
こういう二者がパートナーシップを結んだ場合、当然の結果として陽が泣きを見る。

人は大概一人では活動しない。複数で居る。
そんな場で陰の人は誰かが旗を振ってくれることを当然のように想定している。
そして、陽の人はと云えば、そのことがわかっていて割に合わないなと思いつつ、気が付かぬ振りなどできないのである。誰かさんではないが、鈍感力はないのである。

私は…。
それでも陽の人を育てたい。というか、それは天分であるから、陽の人に集まってもらいたい。
自分の身の丈、肩幅をちゃんとわかった人間に育って欲しい。
そして、その丈の中で遣って欲しい。
Trackback(-) comment*2 | 世間のこと
comment
neko #-
明けましておめでとうございます。
教育を専門にされている方が、こういう考え方を持っていらっしゃる事、
本当に、ありがたく思います。
どちらかというと、陽の子供に対して、
子供らしくないとか、よけいな気を遣うとか、
あまり世間の評価は高くないと思うのです。
一人気を遣い、どうせ誰にも理解されないと
あきらめている人もきっといると思います。
でも、そんな時、たった一人でもいい、理解してくれる人がいれば
生きていくのがとても楽になるのではないでしょうか。

受験生のみなさんはこれからいよいよ本番ですね。
kuma先生、生徒のみなさん、どうかお体大切に。
生徒のみなさんが、一番あった学校に進学できますように。
2009/01/02(金) 15:58:22 | URL | edit
kuma #-
あけましておめでとうございます。
いつも温かいコメントを戴き、ありがとうございます m(_ _)m

どんな道に身を置いていても、最終的に人は同じ考えに辿り着くような気がしています。傲慢だった私もやっと今頃になって、ヒトサマにものを教えることの落とし穴に今頃気付いた次第です。

私は丸くなったのではなく、待てるようになったのだと思います。
四十を過ぎた頃にそうなれたと思っていたのは間違いでした。
肩の力が抜けた今の私からは持っていけるものもいくつかあると思います。

今年もよろしくお願い申し上げます。
よい一年をお過ごしください。
2009/01/03(土) 01:30:07 | URL | edit
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