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2009/05/16 (Sat) 02:57

経年

嘗て、向田邦子さんがエッセイに書いていたことだ。
女史の知り合いの編集者?が上手に茶漬けを無心したという。
その潔さを女史はなまなかではいかぬと記した。
若輩でその文章に触れ、せめて中年の域に達した時、そういう男になりたいと思った。

“もしよかったら何か召し上げる?”
“はい、朝からろくに飯を喰ってないんです。お茶漬けで充分です。ご馳走してください!”と言えたら爽やかである。

世間でおっさんを遠ざける風潮がある。
見聞きしていて一番きついのは“経年臭”である。
私などに言わせてもらえるなら、若造は飛んでもない匂いを放っているのだが…。
“香り”の積もりが“臭い(におい)”になっている若い女性などもいらっしゃる。

要は、社会の風が冷たいのである。
但し、おっさんくさい奴は奴で厚かましいこともなきにしもあらず。

そんなことをふつふつと考えていて気付いた。
“引き際”の妙なんだと。
格好良く年を取った御仁は引き際が格好いいのではないか。
濃いのだけれど、すーっと引く。
いつの間にか引く。

そう、おひょいさんなんかがその達人の域に達した人ではないか。
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